三味線用譜面(文化譜)の更新履歴

このブログについて

このブログにつきまして、ご意見・ご感想・苦情等ございましたら、こちらのメールフォームよりご連絡ください。
記事の削除要請につきましても上記メールフォームよりお願いいたします。
その際、こちらの判断でやり取りを公開させていただく場合がございますのでご了承ください。

スポンサード リンク

買い物と出演と後悔と。

週末は、大忙しでした。

土曜日は、お世話になっている楽器屋さんの展示会に富山まで。
さまざまな和楽器や小物達に囲まれ、物欲と闘っていたわけです。
そんな中、一本の撥が。
撥尻をみてみると、一枚甲の文字。

ほほう、これは高山撥。
よく見てみると、ものすごい厚さのべっ甲です。
べっ甲も、透き通る感じが普通の撥とは違います。

お店の若様に聞いてみると、
若様「この撥は、強く叩く方にぴったりなんですよ。弾けるようになるまで時間はかかりますけど、弾きこなせば音がしっかり出ます。」

試し弾き用の三味線でバシバシと叩いてみたところ、やはり音の出方がぜんぜん違いました。
師匠の教えどおり、撥打ち重視の曲弾きを目指している自分としては、この撥はいいんじゃないかと思い購入決定。

なにやらお土産もたくさん頂き、岐路につくと師匠に一本の電話が。
聞いてみると、どうやら自分がお金を払い忘れたとのこと。

えへっ。

まぁ、後日支払いということで家へ。
早速弾いてみようと荷物をがさごそ。

おや?無い。

買ったはずの撥などなどがございません。
はて?

結局調べてみると、買った品物もお店においてきたそうな。
つまり、払ってもいなければ品物もなく。
きっと、今日の一日は夢だったんだ、ということで。


日曜日は、会のおさらい会でした。
朝も早くから出発して会場へ。
やる曲目は合奏3曲、独奏1曲。

まずじょんがら新節ですが。
6本という調弦の高さのせいか、緊張の無さのせいか、ちょっとゆっくり過ぎたような気がしています。
ある程度のスピードが無いと、聞いてくださる方を驚かせないですね。
反省です。

次にあいや。
なんというか、間がおかしかった気がします。
もっと曲の持っている間をしっかり出したかったなぁと思います。
あと、前弾きのスピードはもっと速いほうがいい気もします。
反省です。

次に荷方。
当初のスピードは上々。
若干手がついていってないところが聴こえました。
練習が必要ですね。
唄の中は自分の独奏でしたが、撥が糸にあたってないことがしばしば。
かろうじて間は取れていたものと思いますが、しっかり音を出すことに気をつけて弾きたいところです。
あと、曲がぴたっと終わってから、すぐ退場しないほうがいいのかもしれないとのこと。
気をつけましょう。

最後に、自分の独奏。
スクイが引っかかることを恐れて、普段使用しない尖った側の撥先を使用。

自分の思考回路をダイジェストでどうぞ。




音だし「うお、速えぇ」
一段二段「あぁ、そんなでも無いな。
弾ける弾ける♪」
前の人の番「よく左手が動くなぁ」
自分の番「うひょ~、失敗だぁ」
その後「あぁ、もう一回やりたい」
「マイクがこっち向いてなかった」


とまぁ、こんな感じでした。
もう一回は、通常であれば無いですもの。
後悔しない演奏が出来るように、日々練習しなければ。
頑張ります。


今回の三味線修理と撥の購入で、次の大会に係る道具準備は終了だと思われます。
今回で学んだことを、次の大会で出せればいいなと思います。
はてさて、練習練習♪

スポンサード リンク

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://blog.nobuyama.net/mt5/mt-tb.cgi/362

コメントする
■お名前
■メールアドレス
■URL
■ログイン情報を記憶
■コメント